コース紹介
「夢中」になれる仕事、きっと見つかる!TECH.C.だから様々な「職種」と「業界」が目指せる!
急成長を果たすIT業界の風雲児
自分の好きなものじゃなく、
世に出せるものをちゃんと形にして一緒に上を目指そう
AppBank株式会社は日本最大級のiPhoneアプリの紹介サイトの運営とストア事業を展開する今一番勢いのあるベンチャー企業。中学時代の親友という代表取締役宮下氏とマックス村井氏のお二人にお話をうかがいました。
学生 私たちはAppBank様より提供いただいた企業プロジェクト「マックスむらいのゲーム制作」に参加している3年生のメンバーです。本日は、私たちの作ったリズムゲーム「むらいフェス」についてと、AppBank様のことやゲームをつくる仕事のことなどをうかがいたいと思います。また今後プロジェクトに参加する3人の後輩からも質問させていただきます。
学生 「むらいフェス」の中の動くむらいさんは私が担当しました。気に入ってもらえたでしょうか?
むらい よく動いてた。楽しげだったし、ポージングもよかったね。コミカルで非常にかわいかったよ。
学生 ありがとうございます!むらいさんがキャラクターとして出てくるゲームはたくさんありますが、ご自分がゲームのキャラクターにされる感想は?
むらい 何年も前から映像とか静止画とか、いろいろなメディアで取材された自分を見ることが普通になってしまっているので、うれ しいというのはまったくなくて。でも、映像でもゲームでもなんでも、ものづくりにかかわる人を尊敬してる。このゲームに関しては私が歌った楽曲と顔写真を提供しただけで、これだけのものを作った皆さんを尊敬するし感動した。
学生 私たちはYouTubeを通して見るむらいさんしか知らなかったのですが、提供いただいたプロジェクトのコンセプトは、「何をつくってもいいけれど、ゲームの中でマックスむらいをかっこ良くみせたら絶対に駄目」という難しいものでした。私たちの作った「むらいフェス」はきもちわるいおじさんをコンセプトにしたのですが、楽しめる仕上がりになっていたでしょうか。
むらい そういえばテレビの「お願い!ランキング」にレギュラー出演していたときも、「素人きもちわるいランキング」で2位だったな。メディアでの自分を見慣れているので、きもちわるいおじさんではなく単純にいいゲームだと思った。
学生 お二人にとってゲームとはどういうものですか?
むらい 自分が何に時間を割いているかというと、ゲームをしてる時間が上位に入っちゃうから、まあ人生みたいなもんだな。
宮下 iPhoneの登場とともにゲームの定義やそのあり方がどんどん変わった。ちょっと前は、ゲームを好きな人が好きな人のために作り、ゲームを好きな人が買うという要素が強かった。いまのゲームは「ゲームが好きではなかった」人も遊ぶ。なぜなら、「誰かと一緒にやる」要素が極端に強くなって、だからこそ「他の人がやっているから自分もやる」といった所まで広がってしまったから。
次に“勝つ”ゲームは、これまでのゲームの体を成していないかもしれない。「Ingress」だって、どこかに行くだけなのに、陣地取りのルールを決めると新しい物に変わる。ゲームビジネスも、遊ぶことに料金を払うものだったのに、いまは遊ぶのは無料、さらにずっと遊んでいくようになってる。これはもう作品じゃなくてサービス業のあり方に近い。そういうことが起きているから、もしかしたらどこかのタイミングで“ゲーム”という言葉はなくなるかもしれないよね。できればもっと広がっていって、“ゲーム”という言葉じゃなくて、別のものが生まれるといいなと思うけど。
学生 自分はいま、ゲームのプロジェクトに参加しているんですけど、長期間のプロジェクトにおいてペースを乱さないコツはありますか?
むらい 気合い。関わる人数が多ければ多いほど絶対に問題は起こるから、それをリカバーする方法はあっても、コツなんてない。「やりきる」って考えて、やるだけだよね。
宮下 みんなが同じ目線で同じことをやれるわけがないんです。関わる人たち同士で「これはどんなゲームになるか?」という話を、妄想でもいいからずっと話し合ったほうがいいと思う。
それから進捗の報告をちゃんとすること。任せきりで、ほかの人を見なくなるのが一番よくない。
学生 AppBankで働くとしたら、クリエイターにはどのようなことが求められますか?
むらい 素直で、勉強熱心で、わからないことはすぐに聞いてきて、あとは仕事の目的をちゃんと理解して、それに対して忠実であることかな。よく言うんだけど、私は能力も経験値も度外視だから。過去の経験値よりも、うちの会社の独特な環境の中で「仕事を進めるにはどうしたらいいか?」「どういうやり方が望まれるのか」をいち早く理解して、どんどん学んで、成果を発揮できる人がいい。
宮下 その人自身のセンスより、誰かと絡んだら、何かを発揮できるという能力が大事。基本的には「他人と一緒に何をするのか」「何が生まれるのか」を大事に考えること。一人で何かを生み出す能力がある人間なんかいないから、“響く人”がいいよね。一人のクリエイターが何かを変える時代ではなくなったと思います。
学生 今回私を含めて3人がインターンシップのチャンスをいただきました。
むらい インターンに来るの!ようこそ!
宮下 今回のようなプロジェクトを通して、学生との仕事を形にすることを加速させたいね。個人的に好きなものから、世の中に向けて作って行けるように、さらに上を目指してもらいたい。世に認められるものを作り続けることが、TECH.C.のブランドになって、「AppBankっていいな」にもなったらさらにうれしい。プロジェクトのレベル感を一緒に上げていきたいと考えます。
学生 AppBank様から見て、TECH.C.の強みは何だと思われますか?
むらい 学生がみんなちゃんと挨拶できる。情熱的ですごく一生懸命。
宮下 TECH.C.は教職員と学生がすごく青春していて、いいと思う。先生方は一人ひとりの学生の人生を背負う覚悟でやってる。入学 する前の高校生の時から、入学後の教育、そして最後の就職までを教職員全員が関わっていることがすごい。あと、たまにマックスむらいも来る(笑)
学生 ぜひまた来てください!最後にTECH.C.の学生にメッセージをいただけますか?
宮下 人に与えられる苦労じゃなくて、望んで苦労したほうがいいと思う。この学校は恵まれてるから、先生に与えられる以上のことを自分からやっていかないと。
むらい みんな引き続きがんばって!
一同 ありがとうございました!