AIプログラマー
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AIプログラマー

AIを用いて新しい機能やサービスを生み出す

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AIプログラマーとは

AIを駆使した製品やサービスを開発する仕事

AIプログラマーは、AI(人工知能)を駆使した製品やサービスを作り上げる仕事です。システムやWebサービス、アプリケーション、家電製品などあらゆる場面で活用されつつあるAIは、今後もさらに普及していく見込みです。ビッグデータを学習して、人間のように読み解き予測・判断するAIシステムを開発するAIプログラマーは、将来的にも需要が伸び続けていくことでしょう。AI分野は特に業務効率化やリスク回避、人件費削減といった場面で活用されており、人がより生産性の高い業務に集中できる環境を支えます。また、家事の負担を軽減したり、生活を豊かにしたりすることで、人々の暮らしに貢献します。AIプログラマーの活躍によって世の中はますます便利になり、より安全な社会へと発展していくことが予測されます。

どんな仕事?

医療から家電製品まで多岐に渡るサービスに貢献する

自然言語処理や音声認識、画像認識などAIが活用されるシステムや製品を開発します。AIにビッグデータを機械学習させ、処理されたデータから精度の高い判断や予測を行えるようシステムを設計・構築します。その際、企業が保有するビッグデータを効率的に機械学習させるための加工も行います。AIは自動車から金融、医療、メーカー、ゲームまで多岐に渡る業界で活用がなされつつあります。その代表的なAI活用事例をいくつかご紹介しましょう。

  • POINT01

    自動運転

    自動車やドローンなどのモビリティの自動運転にはAIが欠かせません。画像認識機能や音声認識機能などを用いて、通行人や他の車、信号、標識などを認知し、快適かつ安全な自動運転を実現します。AIは体調不良や注意不足などが発生しない分、AIは安定して事故の少ない運転ができるとして期待されています。

  • POINT02

    検索エンジン最適化

    インターネットの検索エンジンはAIの機械学習によって情報提供精度を高めています。コンテンツ内容や滞在時間、直帰率などを分析し、質の高いコンテンツを上位に表示させることで、ユーザーは快適に求める情報にたどり着けるようになっています。

  • POINT03

    おそうじロボット

    AIが搭載された家電製品で身近なものの一つに、おそうじロボットがあげられます。内臓されたセンサーで障害物を避け、部屋の間取りや家具の配置をAIに学習させることで、効率的に自動で掃除を行います。掃除が完了したらロボットが自動で充電器に戻るよう設定されています。おそうじロボットは車の自動運転と同類の仕組みで構築された製品です。内蔵センサーで障害物を自動で避け、部屋の間取りをAIが学習することによって、隅々まで残さず掃除するという仕組みになっています。掃除完了後はおそうじロボットが自動で充電器に戻り、製品によっては吸引したゴミの処理まで行うものもあります。

  • POINT04

    病名予測

    カルテの情報やレントゲン写真などのビッグデータをAIに機械学習させることによって、病名予測や発症率の高い病名の診断などが可能になります。また、精度の高い治療方法提案や新薬開発のヒントなどにも用いられつつあります。

  • POINT05

    金融システム

    ビッグデータから金融商品の価値予測を行い、投資家の代理運用に応用する技術に注目が集められています。また、保険商品の価値判定や消費者金融の金利判定など、様々な金融分野でAIの活用が始められています。

どうすればなれる?

AIプログラマーへの道のり

AIプログラマーになるために必ず取得すべき資格はありませんが、RやPythonをはじめとするプログラミング言語やデータベース、セキュリティ、データサイエンス、統計学など様々な専門知識を駆使する仕事となります。そのため、AI分野に強い専門学校や大学で知識と技術を身につけることをおすすめします。その後はAIプログラマーを募集するメーカーやIT企業などに就職し、キャリアを歩んでいくことになります。AI分野は発展途上ですので慢性的に人材不足となっており、今後も需要が高まり続ける見込みです。そのため、スキルを磨いて実績を積めば高い報酬や好条件で働ける可能性があります。また、実績を活かしてフリーランスとして活躍したり、起業したりすることも夢ではありません。

求められる知識・資質を磨く

  • POINT01

    プログラミングスキル

    AIを開発するためのプログラミングスキルが必須です。特によく用いられるプログラミング言語はPythonですが、製品やシステムにAIを応用させるためにも、C言語やJavaなどもおさえておくとよいでしょう。

  • POINT02

    ライブラリやフレームワークのスキル

    AI開発に活用できるプログラム集であるライブラリや、AI機能が組み合わさった機械学習などのフレームワークなどを駆使してAIを開発することになります。そのため、ライブラリやフレームワークに関する基本的な知識を身につけ、活用できるスキルを磨いておくことをおすすめします。

  • POINT03

    データ解析のスキル

    クロス集計やロジティクス回帰分析、アソシエーション分析といったデータ解析のスキルを駆使して、実現したい結果を導き出すことになります。そのため、どのような条件の時はどのデータ解析を用いるべきか見極めるスキルが求められます。

  • POINT04

    数学的知識

    AI開発やデータ解析、ライブラリ、フレームワークなどには数学的知識や数学的理論が用いられています。そのため、線形代数や微分積分、確率論などの数学を学習しておきましょう。

必要な資格・試験情報

AIプログラマーに必須の資格はありませんが、エンジニアとしての基本的な知識を客観的に証明できる「基本情報技術者試験」や、Pythonのスキルを有していることを証明できる「Pythonエンジニア認定試験」、統計学に関する資格である「統計検定」などの取得を目指すのをおすすめします。資格取得に向けた勉強の過程で、知識を体系的に整理することもできるでしょう。AI分野は日々発展しており、これからも進化を続けていくことが見込まれるため、就職後にも継続的に新しい知識をアップデートしていくことが求められます。AI分野の最新情報は英語で発信されるケースが多いため、語学力を磨くことで他のAIプログラマーと差をつけることもできるはずです。

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